Day01-2
目的
- FileUpload機能を追加する。
- FileUploadコントロールを追加することで、ローカルのファイルをサーバに転送することができる。
1.ASP.NETで使用できるさまざまなコントロールについて ~TextBoxコントロール~
プロパティについて
プロパティ名 |
概要 |
TextMode |
入力方式 |
Columns |
テキストボックスの表示幅 |
Rows |
テキストエリアの行数 |
Text |
テキストボックス内に表示されるテキスト |
Readonly |
読み取り専用か否か |
wrap |
右端で折り返し表示するか |
TextMode
の設定値とその概要
設定値 |
概要 |
SingleLine |
単一行入力 |
MultiLine |
複数行入力 |
Password |
伏字 |
プロパティについて
プロパティ名 |
概要 |
RepeatLayout |
ボタンリストをテーブル構造としてレイアウトするか(Table\/Flow) |
RepeatDirection |
ボタンの配置方向 (Horizontal:水平|Vertical: 垂直) |
RepaetColumn |
表示する列数 |
CellPading |
セル境界と内容の間隔 (RepeatLayout=true の場合のみ有効) |
CellSpacing |
セル間の間隔 (RepeatLayout=true の場合のみ有効) |
TextAlign |
ボタンに対するテキストの位置 (Left|Right) |
- ※ 基本はRadioButtonListを使用すること
ListItem.selected=true
とすると、デフォルト値を設定できる。
プロパティについて
4. ドロップダウンリスト(単選択ボックス) ~DropDownListコントロール~
プロパティについて
注意事項
- 「選択しない」という選択肢は明示的に作成する必要がある。
5. リストボックス(複数選択ボックス) ~ListBoxコントロール~
プロパティについて
注意事項
SelectionMode="Multiple"
に設定すると、複数選択が可能になる。
- CheckBoxListのように常に複数選択が可能なわけではないので注意!
6. ファイル入力ボックス ~FileUploadコントロール~
- クライアント側からファイルをアップロードする際に使用する。
7. 隠しフィールド ~HiddenFieldコントロール~
- アプリケーションに必要な内部的な情報を受け渡す際に使用する。
- ※ フォームデザイナ上では、グレーのボックスとして表現される。
リストコントロールの選択値の取得
- リストコントロール: DropDownList, ListBox…
SelectedIndex
SelectedItem
- 選択項目の最小インデックスをListItemオブジェクトとして取得
SelectedValue
- rdoOver.SelectedValue
- rdoOver.Item(rdoOver.SelectedIndex).Value
- rdover.SelectedItem.Value
CheckBoxList Or ListBox等の複数選択可能なコントロールの値取得
- 複数選択可能なコントロールの場合、
Selectedxxxx
プロパティでは
最初の値しか取得できない!
Items
プロパティを介してCheckBoxList
コントロール内の選択オプションを取得し、True
のもののみを取得する。
Code
For Each item As ListItem In chks.Items
If (item.selected) then
Response.write(item.Value & "</br>")
end if
Next
ファイルのアップロード
FileUploadコントロール
Code
Dim postfile As HttpPostedFile = upFile.PostedFile
Dim uppath As String = Sever.MapPath("~/App_Data/doc/" & Path.GetFileName(postfile.FileName))
If rdoOver.SelectedValue "forbid" And File.Exists(uppath) Then
ltrResult.Text = "同名のファイルが存在します。"
Else
If postfile.ContentType = "image/gif" Then
postfile.SaveAs(uppath)
ltrResult.Text = postfile.FileName & "をアップロードしました。"
Else
ltrResult.Text = "Gif画像しかアップロードできません。"
End if
End If
HttpPostedFile
HttpPostedFileのプロパティ等
プロパティ名 |
説明 |
ContentLength |
アップロードファイルのサイズ |
ContentType |
アップロードファイルのコンテンツタイプ |
FileName |
クライアント上での絶対パス |
SaveAs(FilePath) |
アップロードファイルをサーバ上の指定パスに保存 |
参考: Pageクラスのプロパティ
プロパティ名 |
説明 |
Application |
アプリケーション共通情報にアクセスする手段を提供 |
Session |
session情報にアクセスする手段を提供 |
Request |
クライアントからのリクエストデータにアクセスする手段を提供 |
Cache |
キャッシュを管理するための手段を提供 |
Trace |
ASP.NETの実行トレースを操作する手段を提供 |
User |
ログインユーザ情報にアクセスする手段を提供 |
ViewState |
ビューステートにアクセスする手段を提供 |
組み込みオブジェクト
- これらのプロパティは、Pageクラスによって提供される。 -> 開発者がいちいちインスタンス化する必要がない。
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